今回は、一般的には駄作の部類に入るんですが、個人的の何度も見てしまう不思議な映画、炎の大捜査線(原題:火燒島、英題:Island of Fire)について書いてみます。
最近は、コロナウイルス感染症の影響で
外出は出来るだけしないようにしています。
買い物も基本は嫁ちゃんが一人で店内に入り、僕は駐車場で待機して荷物持ちです。
どうしても怖くて出かける気になれないですね。なので、自宅で映画やテレビを見る時間が増えました。ゆっくり映画でも見ようと思って手にとったのが、炎の大捜査線(原題:火燒島、英題:Island of Fire)です。
キャストは豪華なんですが、まあ酷い内容です。この豪華なキャストでこの駄作っぷりは逆にすごいです。
ジャッキーチェンの出演している映画
ベスト10を聞かれたら結構悩みますが、
逆にワーストは?と聞かれれば、
迷うことなく本作とシティーハンター、醒拳を選びます。
死刑を執行した囚人をスナイパーに仕立て上げるという、実話が元となっているのですが、映画の内容はかなり暗い感じですね。
『ゴールデン洋画劇場』で放送されたものをビデオ録画していました。
香港4大俳優、奇跡の共演!市街地、刑務所、空港…
あらゆる場所でジャッキーのカンフーが冴え渡る!
【ストーリー】
警察官のウェイは捜査のため、囚人に対する看守の悪行がまかり通る魔の監獄へ潜入する。そこで出会ったキア、ロン、ピンバル。
キアは脱獄を図り死刑に。ロンとピンバルは独房に入れられたまま行方不明、そしてウェイも銃殺刑に。
この世から抹消された4人だったが、犯罪者を暗殺するためのスナイパーとして生きていた!自由と引き換えに麻薬組織のボスを殺す任務を受けたが、それは巧妙にしかけられた罠だったのだ…。
ジャッキーチェン死す?で
『何?!どんな内容なの?』
と気になりますが、本編は、まさに生き地獄で内容も重く暗く冷たいです。
駄作だけど何度も見てしまう不思議な魅力
この映画って、ジャッキーチェン自体が、
『ツイン・ドラゴン』の撮影をしていた時期なんですよ。
ツイン・ドラゴンとはまったく違います。
まあアクションもあるし、ビリヤード等、ジャッキーの見せ場もありますが、
映画全体の暗い雰囲気の中では、とてもジャッキーチェンが出る映画とは思えません。
本当に笑えないんです。
ジャッキー自身も、この映画には乗り気じゃなく仕方なく出演をしたそうで、ネタバレになりますが、最後はジャッキーチェンもサモ・ハン・キンポーもアンディ・ラウも死ぬんですよ。
初めて見たゴールデン洋画劇場ですが、
テレビの前で『えーっ!』と叫んでしまい、その日の夜はなかなか寝付けませんでした。
『なに?このクソ映画!!もう絶対見ない!!!!!!!!』と
当時は思いました。
でも不思議なもので、この映画たまに見たくなるんです。
ん~半年に1回くらいかな?
なんで見たくなるのか?
自分で色々考えたんですが、暗い中にもちょっとほっこりするシーンもあるんです。絶望の中にあるちょっとした希望というか。。。
僕の中での予定調和を壊すというか、
これはこうあるべきという自分の考えを壊すんですよね。
そこに心が動いているかもしれません。
U-NEXTで炎の大捜査線を見てみる。
ネットビジネスも、こうあるべきという固定概念があると伸び悩みます。色々な方法を試しているからこそ、結果がでるんですよね。
この映画も一般的には駄作と言われますが、別の視点から見ると駄作では無いんです。自分が学ぶ教材、自身のコンテンツも別の角度から見ると新たな発見があるので固定概念を捨てるのも良いです。
固定概念を捨てると、自分のブログも違った見方ができます。客観的に見ると改善点も見えますね。間違ったブログを書くと遠回りしてしまいます。
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